Namu Gaji/ナムガジ(アジアンフュージョン)総合68点

フュージョン・創作の失敗

namugajiお気に入りのバイライトクイーマリーの隣にあるお店。メニューにはお好み焼きや天ぷらなどがあり、気になったため訪問してみる。
ショーケースには沢山の日本酒が飾られており、オーナーは日本人かと一瞬勘違いしたのだが、韓国人だった。こういうところがアメリカ人にとってみれば混乱を招き、何でもアジアンフュージョンと一括される原因なのだろう。
このレストランは3人のLee兄弟によって経営されている。以前はサンフランシスコ中西部のインナーリッチモンドにお店を構え、フェリービルディング前で毎週木曜にストリートフードを提供していたのを、2012年にミッション地区に引っ越してきた。
メニューを見ると何料理かさっぱり分からない。味噌汁・オイスター・ニョッキ・ギョウザ・ハンバーガー・ビビンバ・そば・タコスが混在しているのだ。これはレストランにおいて、やってはいけないと考える”何でも入り”状態だ。
namigaji1ピクルスとバンチャンの盛り合わせ 各$5(Pickle, Banchan assorted $5 each)
いわゆる韓国のお通しであるバンチャンはアメリカでも無料でしかもお代わり自由が普通。ここでは有料な上、味もイマイチ。

namugaji2コリアンタコス $3.5 (“the real” korean taco chicken $3.5)
海苔の上にライスと味付きチキンが乗っており、ソースはキムチサルサとマヨネーズベースのソース。悪くない。この日の中でこれが一番マシだった。写っているビールは手前がmagnoliaというアンバー、奥がアサヒ。
namugaji3創作ポテト(Gamja Fries include kimchee relish, Kewpie mayonnaise and short ribs $11)
お店の方にお勧めされたためオーダー。”Gamja”とは韓国語でポテトの意味。カナダ料理のプーティン(Poutine)にインスパイアされて作ったというこのフライドポテトは、上にコチュジャン・キュピーマヨネーズ・照り焼きソース・牛カルビ・葱が乗っている。写真でもお分かりいただけるように大変ジャンキー。マヨネーズもコチュジャンもとにかく大量にかかっている。
namugaji4石焼ビビンバ $21(stonepot prepared market vegetable, kimchee, egg, rice, gochujang, ※add steak +5 $16)
牛肉を入れる場合は$5追加で$21。量が少なく、味も至って普通。牛肉付きで10ドル強で美味しいビビンバを提供する韓国料理専門のお店はサンタクララ辺りにいくらでもある。倍の金額を払ってこれを食べる理由は一つもない。

フュージョン料理や創作料理というのは、もともとの基本がしっかり美味しく作れる人がやるべきことであると考える。石焼ビビンバのような基本の韓国料理が美味しく出来ていないのに創作などやってはいけないということを感じさせるお店であった。そのままお口直しにバイライトクイーマリーに行ったくらいだ。もちろん再訪は無い。

SF BiteBite’s評価(総合68点)

味 26点(40点満点)
コストパフォーマンス 13点(20点満点)
サービス 8点(10点満点)
雰囲気 8点(10点満点)
独創性 5点(10点満点)
清潔感 8点(10点満点)

Namu Gaji(Mission District地区)

http://www.namusf.com/
499 Dolores St (between 18th St & Dorland St)
San Francisco, CA 94110
Tue, Thu, Sun 5 pm – 10 pm
Wed-Sun 11:30 am – 4 pm
Wed 4 pm – 10 pm
Fri-Sat 5 pm – 11 pm
(415) 431-6268