Foreign Cinema/フォーリン・シネマ(カリフォルニア料理)総合80点

外国映画とカリフォルニア料理のコンビネーション

foreign-cinema-entサンフランシスコのミッション地区の中でも、あまり綺麗とは言えないややメキシカンなエリアで、唯一バレーパーキングを提供する程、有名かつ良いレストランがある。それがこのフォーリン・シネマ。1999年創業と割と昔からあるお店ながら、その雰囲気や料理は全く古さを感じさせない。この丸いガラスが特徴的な扉を開けると中は意外にも広く、ダイニングルームに続く長いレッドカーペットの先に受付がある。

foreign-cinema-aisleその長い廊下を行った先には2つのダイニングルームがあり、1つは屋内(下の写真)、もう1つは屋外テラスになっている。2階席もあるが、そちらはセミプライベート用となっている。

foreign-cinema-dining屋根付き屋外テラス席(下の写真)では日没後にお店の名前の由来にもなっている、外国の映画もしくは独立系の映画が壁一面に放映される。雰囲気が良いのでデートにも良く使われるお店だ。

foreign-cinema-outside料理はカリフォルニアと地中海をミックスした感じの料理でデイリーでメニューが変わるとあるが、実際はそこまで変わっていないと思う。このお店は週末のブランチスポットとしても大変人気があり、毎週末800人分ものブランチを提供しているようだ。週末のブランチは予約しようとしても中々直近の日にちは空いておらず、予約無しで行くと必ず待つこととなる。

ゲイル・ピリエ(Gayle Pirie)とジョン・クラーク(John Clark)という2人の男女がシェフ兼共同経営者で、この二人はサンフランシスコの有名カリフォルニア料理レストランのズニ・カフェ(Zuni Café)で働いた後にフォーリン・シネマに入り、ビジネスの上でも人生においてもパートナーで2人の子供もいるようだ。この二人はサンフランシスコのSOMA地区にShow Dogsというソーセージショップも開いている。

foreign-cinema-cocktail2カクテル 11ドル(Groundhog day $11)
Bluecoat ginというジンに、レモン、蜂蜜にほんの少量のラベンダー酒を混ぜたもの。ジュースっぽいカクテルではなく、アルコールがかなり効いているしっかりとしたカクテル。さっぱりとしていて好み。

foreign-cinema-cocktailカクテル 11ドル(Motercycle diaries $11)
Diplomatico rumというラム酒に、パイナップル、ライム、velvet falernumというシロップにミントを加えたカクテル。こちらもお酒がしっかり効いている。ここのカクテルはいずれも美味しい。

foreign-cinema-olivesミックスオリーブ 6ドル(Warm mixed Mediterranean olives $6)
地中海風の暖かいオリーブのミックス。普通に美味しい。

foreign-cinema-salmonスモークサーモン 14ドル(Smoked salmon $14)
スモークサーモンの上にかかっているソースはディルというハーブとクレームフレーシュというサワークリームの一種(酸味が少なめ)を混ぜたもの。それにバケットが付き、バケットの上にはバターと黒い飛子(トビウオの卵)がのっている。材料さえ揃えば家庭でも作れそうだ。

foreign-cinema-calamariイカのグリル 14ドル(Oaxacan calamari a la plancha $14)
南メキシコ産のイカをひよこ豆やトマトソースと一緒にメタルプレートの上でグリルしたもの。付け合わせはトルティーヤチップス。このイカがかなり柔らかく調理されている。

foreign-cinema-wine赤ワイン 46ドル(Hendry, ‘HRW’ Napa Valley 2010 $46)
ここで赤ワインにスイッチ。ワインの値段は全体的に結構高めで平均するとボトルの単価が100ドル前後だろうか。こちらはお値打ちなナパバレーのカベルネソービニョン。小売店での売価がだいたい23ドル程度なので、倍での販売はまぁ普通。

foreign-cinema-cheeseモッツアレラチーズ 15ドル(Our mozzarella $15)
フォーリンシネマの自家製モッツアレラチーズにアンティチョークやトマト等のグリルした野菜とビーツを使ったソースが添えられている。お皿はサンフランシスコの有名陶器ショップであるヒースセラミックスのものを使っている。量も少なめでこれで15ドルはやや高いかなという印象。

foreign-cinema-chicken胡麻フライドチキン 24ドル(Sesame fried chicken $24)
ここのレストランの有名ディッシュ。かなり大きめなチキンが2個どーんと乗っている。皮は香ばしくて中はジューシーで美味しい。下のポテトのように見えるペーストはフムスというひよこ豆にニンニク、レモン、オリーブオイルなどを混ぜてペースト状にしたもの。付け合わせはケールとプルオット(プラムとアプリコットの交配果実)。

foreign-cinema-duck鴨胸肉と鴨脚肉 26ドル(Duck breast and duck leg confit $26)
鴨の胸肉のローストと脚肉のコンフィのコンビネーションに鴨のペーストを乗せたバケットが付く鴨づくしの一品。いちじくを使ったやや甘めのソースが使われている。特に特別感や驚きは無いが、どれも基本に忠実にしっかり調理されているという印象。

foreign-cinema-tartピーチタルトタタン 10ドル(Peach tarte tatin $10)
通常りんごを使うタルトタタンの桃バージョン。アーモンドバニラアイスクリームと塩キャラメルのソース、オーツクッキーが添えられている。美味しい。

foreign-cinema-cheesecakeレアチーズケーキ 10ドル(Chévre cheesecake $10)
シェーブルチーズというヤギの乳で出来たレアチーズケーキの上にはブラックベリーのソースとキャンディ状になったピスタチオがのっている。このレアチーズケーキがかなり美味しかった。デザートはいずれも美味しい。

カクテルとデザートは秀逸で、お料理も全体的に美味しい。だからといって特筆してこれが美味しいということは無いのだが、逆にハズレもなく、非常に安定感のあるお店。近所にある和食居酒屋のNombe(のんべ)は二度と行きたくないが、ここはまたブランチやディナーで再訪したいなという感じ。雰囲気も良く、店内も広いので色んなシーンで使えるお店だろう。

SF BiteBite’s評価(総合80点)

味 32点(40点満点)
コストパフォーマンス 14点(20点満点)
サービス 8点(10点満点)
雰囲気 9点(10点満点)
独創性 8点(10点満点)
清潔感 9点(10点満点)

Foreign Cinema(サンフランシスコ・ミッション地区)

http://www.foreigncinema.com/
2534 Mission St (between 21st St & 22nd St)
San Francisco, CA 94110
(415) 648-7600
Mon-Thu, Sun 5:30 pm – 10 pm
Fri-Sat 5:30 pm – 11 pm
Sat-Sun 11 am – 2:30 pm
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