Craftsman & Wolves/クラフツマン&ウォルヴス(ベーカリー・ケーキショップ)総合80点

モダンなケーキショップで日本の甘さのケーキを

entranceサンフランシスコの著名レストラン”クィンス(Quince)”や高級ホテルの”リッツ(The Ritz)”といったファインダイニングでデザートシェフとして名をあげたウィリアム・ワーナー(William Werner)。彼は約12年間西海岸と東海岸のレストランやホテルでデザートシェフとして活躍した後、2012年6月にこちらのお店をサンフランシスコのバレンシア通り沿いにオープンした。

insideダンデライオンチョコレートの隣に位置するこのお店はオープンからたった一年で、地元紙7×7が行った地元民投票によりサンフランシスコのベストデザートに選ばれた。モダンな店内に20席弱のイートインスペースがある。提供しているものは、サンドイッチ、サラダ、クロワッサンといった軽食メニューとケーキ、マフィン、クッキーといったスイーツ。コーヒーはサイトグラス(Sightglass)のものを使用している。

2012年7月にカリフォルニア州でフォアグラの販売・生産が禁止される前には”The devil”という名のフォアグラ入りマフィンといった創作メニューを提供して話題となっていた。ちなみにカリフォルニアではフォアグラに続いて2013年7月からフカヒレも禁止される。違反すると1日あたり最大1,000ドルの罰金。

showcase細長い店内を入るとチョコレートのオブジェ(行くタイミングによって変わる)と共にセンスの良いペストリー類が並ぶ。こちらのペストリー類は大体3ドルから4ドル。

cakesケーキは4.5ドル〜7ドル。値段的には東京のケーキショップと同じくらいか。但しこちらの方がサイズが大きい。

chocolateチョコレート類は左から順にシナモンチョコレートケーキ 7ドル、コーヒーキャラメルとチョコレートのエクレア 5ドル、チョコレートソルティッドキャラメルブラウニー 3ドル。

cookiesクッキーは全て2ドル。上から順にピーナッツバター、オートミールとアプリコット&レーズン、チョコレートチップのクッキー。

cakeライムとアーモンドのタルト 5.5ドル(TART Lime, almond, toasted meringe $5.5)
ライムの酸味と、ほのかに甘いメレンゲと、サクサクのタルト生地のコンビネーションが抜群。アーモンドはほのかに感じる程度。アメリカ的な甘ーいスイーツではなく、日本的な甘さのスイーツを食べたい方にお勧め。

cookieチョコレートチップのクッキー 2ドル(Chocolatechip cookie $2.0)
ちょっとパサパサしているかな、という印象。もう少ししっとり感がある方が好み。サイズはかなり大きい。

その他サンペレグリノ250mlが2ドル。

隣に秀逸なチョコレート類を提供するダンデライオンチョコレートがあるので、どちらに行くか悩むところだが、ダンデライオンはチョコレート類しかないので、それ以外のものが食べたい時にクラフツマンはいい選択肢になると思う。

アップデート(2017/3/3)
ノブヒルに2号店もオープンし好調なようだが、最近味が落ちている。味、コスパマイナス評価。

SF BiteBite’s評価(総合80点)

味 32点(40点満点)
コストパフォーマンス 15点(20点満点)
サービス 8点(10点満点)
雰囲気 9点(10点満点)
独創性 8点(10点満点)
清潔感 8点(10点満点)

Craftsman & Wolves(サンフランシスコ Mission District地区)

http://craftsman-wolves.com/
746 Valencia St (between 19th St & 18th St)
San Francisco, CA 94110
(415) 913-7713
Mon-Fri 7 am – 7 pm
Sat 8 am – 7 pm
Sun 8 am – 5 pm